革靴にはお手入れが必須で、しっかり手入れをすると、長持ちするだけでなく綺麗に保つことができるので、印象も良くなります。
ただ、かなり面倒な部分もあるので、常に気を付けるのも難しいでしょう。
今回は、そんな革靴について、そこまで手間をかけずとも、綺麗にそして長持ちさせる方法を紹介していきます。
実際6年間、平均週2回履いてきた革靴を元に最低限革靴を綺麗に保つ方法を紹介していくので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
Contents
革靴のお手入れの頻度
↑約6年、平均週2回程度履いた革靴
革靴のお手入れの頻度は諸説ありますが、今回筆者が調査した結果としては、最低限1~2か月に1度程度やっておけば、長持ちさせることができます。
週2回以上など頻繁に履くのであれば月1回程度、それ以下であれば2か月に1回程度手入れしておけば、まず割れてしまったり、くたびれてしまったりすることがないでしょう。
逆にやりすぎても革にダメージを与えてしまう場合があるので、多くても週1回程度に収めておくのがおすすめです。
革靴の最低限のお手入れ方法
いよいよここから、革靴の最低限のお手入れ方法を紹介していきます。
手間をそこまでかけずに革靴を綺麗にし、長持ちさせる方法を紹介していくので、ぜひチェックしてみてください。
※筆者の経験からこれだけやれば長持ちしたというだけであって、効果を保証するものではございませんので、ご了承いただけたらと思います。
- 1.ブラッシングをしてほこりや汚れを取る
- 2.リムーバーで汚れや残ったクリームを取る
- 3.クリームでしっかり栄養を入れる
- 4.ブラッシングをしてクリームを均等に伸ばす
・馬毛ブラシ
・リムーバー(レザークリーナー)
・クリーム
・布(使い古したTシャツでもOK)
1.ブラッシングをしてほこりや汚れを取る
まずは、ブラシがけをしてブラシで落とせるほこりや汚れを落としていきます。
ほこりや汚れがついてしまっていると、クリームが浸透しにくくなってしまうので、靴全体にしっかりブラシをかけていきましょう。
紐を外し、ほこりを落とすようにしっかりブラシがけをしていきます。
靴の中に入っているシューツリーは、あると便利ですが、必須ではないので、余裕のある方におすすめです。
2.リムーバーで汚れや残ったクリームを取る
リムーバーと言われる、レザークリーナーを使って、革靴についた汚れ、汗、残ったクリームを除去していきます。
使い方としては、布(使い古したTシャツでもOK)にしみこませて、それを革靴を優しくなでるように塗っていきます。
布にしみこませて、
優しくなでるように塗っていきます。
女性で言うお化粧落としのようなイメージで、優しく革靴をケアしていきましょう。
3.クリームでしっかり栄養を入れる
クリームは、革に栄養を与え、長持ちさせてくれます。
しっかりクリームを入れるだけで、見た目も、持ちも大きく変わってくるので、しっかりやっていきましょう。
コツとしては、塗りすぎずに全体にしっかりなじませていくという意識が大切です。
ものによっても変わってきますが、片足に対して米粒一つ分くらいの量でちょうどいいでしょう。
クリームは、本来ペネトレイトブラシというクリームを塗る用のブラシがあると便利ですが、これも布や指で塗っていってもOKです。
4.ブラッシングをしてクリームを均等に伸ばす
最後に、塗ったクリームをより均等に伸ばすためにブラッシングしていきます。
できれば豚毛のブラシがあると良いのですが、ない場合は馬毛のもので構わないので、全体をしっかりブラッシングしていきましょう。
細かくブラッシングしていくというよりは、大きく全体をブラッシングしていくことで、より光沢が出やすいです。
その他革靴を長持ちさせるために気を付けること
ここからは、革靴を長持ちさせるために、普段から気を付けておくべきことを紹介していきます。
手入れも大事ですが、普段の保管や使い方も非常に大切なので、ぜひ参考にしてみてください。
湿度に注意
革靴は、湿度に注意が必要です。
湿度が高いとカビが生えてしまう可能性がありますし、逆に低いと乾燥して割れてしまう可能性もあるので、しっかり管理していく必要があるでしょう。
- 湿度が高い
→乾燥材をシューズボックスに入れる - 湿度が低い
→加湿、こまめにクリームを入れる
そこまで神経質になる必要もありませんが、6~8月の湿気、12~2月の乾燥には気をつけることで、長持ちさせることができます。
雨の日には履かない
革は水分に弱いので、雨の日には履かないようにすることをおすすめします。
もちろん雨に強いモデルもありますし、革靴も素材や作りによっては丸洗いすることができるものもありますが、基本水分はNGと考えておいた方が良いでしょう。
もし雨にあたってしまったら、風通しの良い場所に保管をして早めに乾かすことがおすすめです。
履いていなくても手入れをする
革靴は、履いていなくてもクリームが抜けていって乾燥していってしまうので、履いていなくても手入れは必要です。
頻繁に履くときに比べると、頻度は少なくても大丈夫ですが、長持ちさせるためには、2か月に1度程度手入れをすることをおすすめします。
まとめ
今回は、革靴をできるだけ手間をかけず、綺麗に保つ方法を紹介しました。
革靴は買ってすぐは気持ちも高ぶっていて、細かい手入れもできますが、徐々に面倒になってしまうこともあるので、この手入れ方法はむしろ少し慣れてきた頃に非常に役立ちます。
筆者が実際に、約6年楽に革靴を綺麗に保った方法なので、ぜひ参考にしてみてくださいね。