豆を買ってきて自宅でコーヒーを淹れる場合、おいしいコーヒーを安く飲むことができます。
機材さえ揃えてしまえば、1杯あたり数十円で飲むことができるので、長く自宅で淹れれば経済的でもあるでしょう。
今回は、そんな自宅でのコーヒーの淹れ方や、初めて豆を買う際のポイントについて紹介していきます。
カフェインで集中力が増すのはもちろん、コーヒーは趣味としても楽しいので、ぜひチェックしてみてください。
Contents
自宅でコーヒーを淹れるために必要なもの
自宅でコーヒーを淹れる方法としては主に「ハンドドリップ」「電動」「フレンチプレス」の3種類あります。
味 | 手間 | 費用 | |
ハンドドリップ | ◎ | 10分ほど | 10,000円~ |
電動 | 〇 | ほぼなし | 5,000円~ |
フレンチプレス | 〇 | 2.3分ほど | 2,000円~ |
それぞれ必要な道具と手間が変わってくるので、しっかり確認していきましょう。
ハンドドリップの場合
ハンドドリップは一番本格的な淹れ方で、コーヒーの魅力を存分に味わうことができますが、手間も費用も一番かかります。
ハンドドリップの場合は以下の道具が必要となります。
- コーヒーミル
- ドリッパー
- フィルター
- スケール
- コーヒーサーバー
- ドリップポット・ケトル
一つひとつ詳しく紹介していくので、参考にしてください。
コーヒーミル(コーヒーを挽く道具)
コーヒーミルとは、コーヒーを豆から粉にする道具です。
コーヒー店で粉の状態で買うこともできるので、必須ではないですが、やはり挽きたてでは味が変わってきますし、粉の状態のコーヒーは豆の状態に比べ劣化も早くなってしまいます。
ドリッパー
ドリッパーは、フィルターをセットする器具となっています。
こちらも基本的には、後に紹介するコーヒーサーバーに合うものを選んでいけば問題ないです。
フィルター
フィルターは、コーヒーの粉を淹れるもので、紙から金属、布といった様々なフィルターがあります。
最初は基本的には紙のフィルターを選んでいきましょう。
紙のフィルターはコンビニにも売っているので、あえて買っておかなくても淹れようと思ったときに揃えておけば大丈夫です。
スケール
コーヒーをおいしく淹れるためには、豆やお湯の重さをしっかり図っていく必要があるので、簡単なものでも大丈夫ですが、スケールも必要になります。
最低でも1g単位で測れるものを選んでいきましょう。
コーヒーサーバー
コーヒーサーバーは、コーヒーを受け止めるビーカーのような器具です。
ドリッパーとセットになっているものも多く、ドリッパーに合わせて選ぶ必要があります。
ドリップポット・ケトル
お湯を沸かすのに必要なのがドリップポットやケトルです。
ハンドドリップの場合は、少しずつお湯を注いでいくので、こだわっていきたい方は、少しずつ注げるドリップポットを選んでいくと良いでしょう。
電動の場合
電動コーヒーマシンの場合は、ほとんどがそのマシン1台とペーパーフィルターでコーヒーを淹れることができます。
基本的には、豆(粉)をセットし、水を入れ、スイッチを入れるだけでコーヒーを淹れることができます。
またペーパーフィルターはコンビニでも売っているので、利便性は非常に高い方法です。
簡単にできるものの、この後紹介するフレンチプレスに比べると、費用と置き場所が必要になってしまうでしょう。
フレンチプレスの場合
フレンチプレスの場合は、粉のコーヒーとお湯があればできて、費用もそこまでかからず、コーヒーに興味を持ち始めた方に特におすすめです。
フィルターも必要なく、気軽にこだわりのコーヒーを楽しむことができるので、まずはここから入るという方も多くなっています。
コーヒー豆の買い方
道具を揃えた次に、コーヒー豆を買いに行く必要があります。
完全に初心者の方が、コーヒーを買う際に抑えておきたいポイントは以下の2つです。
- 豆にするか粉にするか
- 苦味が強めか、酸味が強めか
豆にするか粉にするか
まず、コーヒーは豆の状態でも、粉の状態でも買うことができます。
そのため、コーヒー豆を粉にするコーヒーミルは必須の道具ではないのですが、やはり挽いて飲むとまた味が変わってきます。
ただ粉で買ってしまった方がすぐに淹れられるというメリットもあるので、淹れ方や手間を考えて豆か粉かを選んでいきましょう。
ハンドドリップにしろ、フレンチプレスにしろ、コーヒーミルを持っていない方は、粉で買うのが必須です。
苦味が強めか、酸味が強めか
コーヒー豆の種類として、最初に注目していきたいポイントが、苦味寄りなのか、酸味寄りなのかというポイントです。
基本的には、おすすめされているものから試すのが良いですが、自分が苦味が強い方が好みなのか、酸味が強い方が好みなのかといった部分からコーヒーに入っていく方が多くなっています。
なのでポイントとしては、「少し苦味が強いもの」もしくは「少し酸味が強いもの」を店員さんに聞いてみて、どちらが好みか試していくと、よりコーヒーへの理解が深まるでしょう。
また基本的には、色が濃い豆が深煎りで苦味が強め、色が薄い豆が浅煎りで酸味が強めとなっておりますので、そこで選んでみても良いでしょう。
まずはサブスクで頼んでみるのもおすすめ
初めてのお店でも基本的には店員さんに聞けば詳しく教えてくれますが、何も分からない状態でいくのも不安かと思います。
そういった場合は、ひとまずサブスクでコーヒー豆を頼んでみて、気になるものが見つかったらそれに近いものから探してみるというのも良いでしょう。
産地や特徴の詳しい説明もついてくるので、まずサブスクから始めてみるのもおすすめです。
自宅でコーヒーを淹れる方法
ここからは、初心者の方に向けて、自宅でコーヒーを淹れる方法について紹介していきます。
もちろん細かいところまでこだわると難しいですが、ある程度のコーヒーを淹れるのであれば、簡単にできますのでぜひチェックしてみてください。
ハンドドリップの場合
ハンドドリップの場合、以下の手順でコーヒーを淹れていく形になります。
- お湯を沸かす
- 豆を挽いて粉にする
- ドリッパーにフィルターをセットし粉を入れる
- お湯を数分かけてゆっくり注ぐ
豆やお湯の量は、それぞれの豆によって若干変わってくるので、ネットで買う場合はレシピがついてきますが、お店で買う場合は店員さんに聞くようにしましょう。
もし不明な場合、目安としては200mlのコーヒー(通常のマグカップ1杯分)を淹れる場合、豆は12g程度となります。
電動の場合
電動の場合は、ものにもよりますが、基本的には粉(豆)をセットしてスイッチを入れて数分待てばできあがります。
手間はほぼないので、朝忙しい中コーヒーを飲みたい方や、面倒くさがりな方におすすめです。
フレンチプレスの場合
フレンチプレスは、粉(豆)とお湯を専用のビーカーに入れ、数分待ってから押し込むだけでできます。
費用もそこまでかからず、手間もあまりかからないので、初めて自宅で本格コーヒーを淹れる方でもやりやすいでしょう。
まとめ
今回は、自宅でコーヒーを淹れる際に必要な道具や、淹れる方法について紹介しました。
コーヒーは、突き詰めていくと細かい違いがあり、趣味として非常に魅力的ですし、カフェインをうまく取り入れることで、仕事や生活リズムを整えるのにも役立ちます。
道具は高いものの、揃えてさえしまえば、1杯あたり20円程度で淹れることができ、よく飲む方であれば節約にもなるので、ぜひチェックしてみてくださいね。